こんにちは、「ナチュラルヘルスカフェ」へようこそ!
前回は「エスプレッソ vs ドリップコーヒー」について、味や抽出方法の違いを解説しました。
今回は、自宅で美味しいエスプレッソを淹れるために欠かせない エスプレッソマシンの選び方とおすすめモデル をご紹介します。
「エスプレッソマシンが欲しいけど、どれを選べばいいの?」 「初心者でも扱いやすいマシンってある?」
そんな疑問を解決し、あなたにぴったりの一台が見つかるように解説していきます。
エスプレッソマシンの基本|どんな種類があるの?
エスプレッソマシンには、大きく分けて 「全自動」「半自動」「手動」「カプセル式」 の4種類があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
エスプレッソマシンの種類と特徴
種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
全自動マシン | ボタンひとつで抽出 | 手軽で簡単、本格的な味 | 価格が高め、カスタマイズ性が低い |
半自動マシン | 豆を挽き、抽出を手動で調整 | 豆の挽き具合や抽出時間を調整できる | 技術が必要、慣れが必要 |
手動マシン | レバーを引いて抽出するクラシックスタイル | 操作の楽しさ、味の追求が可能 | 上級者向け、抽出にコツが必要 |
カプセル式マシン | 専用カプセルをセットするだけ | 手軽、メンテナンスが楽 | カプセルのコストが高い、味の調整ができない |
「本格的なエスプレッソを楽しみたい」なら 半自動マシン がおすすめ!
「簡単に淹れたい」なら 全自動やカプセル式 を選ぶと良いでしょう。
エスプレッソマシンを選ぶ際のポイント
エスプレッソマシンを選ぶときにチェックしたいのは、以下の5つのポイントです。
1. 圧力(ポンプの強さ)
エスプレッソは 9気圧 の圧力をかけて抽出されるのが理想です。
そのため、 最低でも9気圧以上のポンプを搭載したマシン を選びましょう。
2. ボイラーの種類
- シングルボイラー:1つのボイラーで抽出&スチームを切り替えるタイプ(家庭向け)
- デュアルボイラー:抽出とスチームが同時にできるタイプ(本格派向け)
- サーモブロック:瞬時にお湯を加熱する方式(コンパクト&時短向け)
3. ミル(グラインダー)の有無
豆を挽く コーヒーミル(グラインダー) が付いていると便利ですが、別で購入して自分で調整するのもアリです。
特に コニカル(円錐型)グラインダー がおすすめ!
4. ミルクスチーマーの性能
カフェラテやカプチーノを作りたいなら、ミルクスチーマー(スチームノズル) の性能も要チェック。
スチーム圧が強いものを選ぶと、きめ細かいフォームミルクが作れます。
5. 価格とコストパフォーマンス
初心者向けのエントリーモデルなら 2万円前後、
本格派なら 5〜10万円台、
プロ仕様なら 10万円以上 の価格帯になります。
おすすめのエスプレッソマシン【初心者〜上級者向け】
初心者向け|手軽にエスプレッソを楽しみたい人に
デロンギ「EC680M」:スリムでコンパクト、ミルクスチーマー付き

ネスプレッソ「エッセンサミニ」:カプセル式で手軽、初心者向け
中級者向け|本格派の味を求める人に
デロンギ「マグニフィカS」:全自動、2杯同時抽出可能
ガジア「クラシック プロ(Gaggia Classic Pro)」:半自動、プロ仕様のスチームワンド搭載でラテアートも可能
上級者向け|こだわりの1杯を追求したい人に
ブレビル「デュアルボイラー(Breville Dual Boiler)」:PID温度制御 により安定した抽出ができる、本格派向けモデル
PID温度制御(Proportional-Integral-Derivative Control) とは、エスプレッソマシンの温度を精密に管理する技術のことです。
通常のエスプレッソマシンは、温度が一定の範囲内で上下するのに対し、PID制御付きのマシンは温度を細かく調整し、設定温度を一定に保つことができます。これにより、以下のメリットがあります。
- 安定した抽出:温度変化による味のブレを防ぎ、毎回同じ品質のエスプレッソを抽出できる
- 風味の向上:適切な温度でコーヒー成分をしっかり抽出し、雑味や酸味のバランスを整える
- スチーム性能の向上:スチーム機能も安定し、フォームミルクを作りやすくなる
特に、本格的なエスプレッソを求める人におすすめの機能です。
自宅で理想のエスプレッソを楽しもう!
エスプレッソマシンを選ぶときは、どこまで手軽にしたいか or こだわりたいか を考えるのがポイントです。
✔ 手軽さ重視なら → カプセル式 or 全自動マシン
✔ 本格派なら → 半自動マシン
✔ 究極を追求するなら → 高性能なプロ仕様マシン
自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適なマシンを選びましょう!
次回は、「エスプレッソをもっと楽しむアレンジレシピ」を紹介します。カフェラテやアフォガートなど、自宅で簡単に作れるエスプレッソメニューをお届けします!
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