コーヒー豆の香りと、季節のはじまり

暮らしのコラム

今日は久しぶりに、コーヒー豆を買いに出かけた。
いつもの店。豆で買うのが自分のこだわりだ。

通い慣れたそのお店では、顔を覚えてもらえたのか、店の人が気さくに話しかけてくれるようになった。

「最近暑くなってきましたね」
「今年は暑くなるのが早いみたいですね」
そんな何気ない会話もまた、季節の訪れを感じさせてくれる。

棚にはたくさんの豆が並び、それぞれの前には丁寧な説明文。

産地や焙煎の具合、香りや味の特徴が書かれている。

店の方が現地まで足を運んで仕入れることもあるそうで、どれも魅力的だ。そういう背景を知ると、ひと粒ひと粒が特別に思えてくる。

今日はどれにしようかと迷う時間が、実はとても好きだ。

どれを選んでも外れがないから、選ぶ楽しみが尽きない。

家に帰って袋を開けた瞬間、ふわっと広がるあの香り。
豆を挽き、お湯を注ぐ。
コーヒーができあがるまでの時間ごと、コーヒーなのかもしれない。

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この記事を書いた人
kou

高校時代に食道に潰瘍ができ、食道狭窄となった経験があります。治療を受けましたが、食道は完全には元に戻りませんでした。現在は、食べ物を詰まらせないように注意深く噛んで食べる必要があります。この経験を通じて、食べる喜びと健康の大切さを深く理解しました。そんな私が皆さんと一緒に健康的な生活を送るための情報を共有する『ナチュラルヘルスカフェ』を運営しています。

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